このページでは次のことを書いています。(データ管理初級者向け)
・創意工夫で外部からiPhoneによる情報共有をしてみた動画
・AppSheetとは
・FileMakerシングルライセンスだけでも可能【ご注意】
今回の提案はあくまで「外出先でiPhone等によりデータを閲覧する」だけになります。データの追加や更新、削除といったことは考慮されていません。
また、Windowsのみで動く方法になります。(Macだとうまくコピペできません)
☆このページの内容が難しい方へ > [難しくない方法]1〜3名向け低コスト共有|FileMaker×スプレッドシート
序文
中小企業や零細企業、小さな店舗にとっては、データ管理のコストをあまりかけられない実状があるかと思います。
僕がお客様から受けたご相談も、そのような悩みでした。
・あまり、というかほぼコストをかけたくない。
・自分は技術者ではないから難しいことは出来ない。
・でもやっぱり外出先で最新のデータをiPhoneなどで共有したい。
そうですよね、そうですよね・・・。
で、現状は仕方なくスプレッドシートなどバラバラにはなるがどうにかやっているようでした。
そこで今回、創意工夫によってなるべく手間をかけず、だけど最低限の要件は満たす方法のひとつとして「FileMaker✕AppSheet」をご提案します。
図で描くとこんなことをやりたいイメージです。
動画にもしてみたので、よろしければご覧ください。
↑画像クリックでYoutubeへ↑
AppSheetとは
AppSheetはGoogleのサービスで、要するにGoogleスプレッドシートを見やすくするためのアプリです。何が素晴らしいかと言うと、10ユーザーまでは無料というところです。
アプリ作成が最初はややハードルが高いものの、ポイントさえ押さえれば最低限のものは作れます。
AppSheetの作成画面は英語です。現在はまだ日本語に対応していないようですが、その辺は『対面サポート』でひとつひとつお教えいたします^ ^(『対面サポート』については>>こちらのページ<<をご覧ください。)
☆このページの内容が難しい方へ > [難しくない方法]1〜3名向け低コスト共有|FileMaker×スプレッドシート
FileMakerはコスト高?
最近のFileMaker事情では、小規模なほどコスト高の料金体系になっています。手軽にiPhone/iPadと共有するにはCloudやサーバーが必要ですが1~3名くらいの規模で導入するのはコスト的に見合わない場合もあります。
もちろん業務内容にもよりますが、「ほんの最低限のデータが見れればいい」という場合にはCloudやFileMaker Serverは毎年のランニングコストがどうしても割高です。
(ただし、FileMaker CloudやFileMaker Server自体はすごく割安だと思っています。ただそれは5人以上での共有の場合であり、1人とか2人での共有事情は厳しいのが現状です。)
スプレッドシートというシンプルな構造を活かす
この「FileMaker✕AppSheet」の方法であれば単体のFileMakerひとつとインターネットがあれば共有を実現できる可能性があります。動画でのアナログ的な方法なら、FileMaker側もクリップボードにコピーするだけなので難しい設定はありません。
何よりスプレッドシートがとてもシンプルな構造なので、気持ち的に非常にラクというメリットがあります。(何かあっても修正や改善がしやすい)
ITがそれほど得意ではない方でも、取り入れやすいかなと思い今回ご提案してみました^ ^
☆このページの内容が難しい方へ > [難しくない方法]1〜3名向け低コスト共有|FileMaker×スプレッドシート
まとめ
「FileMaker✕AppSheet」という方法、いかがでしょうか。最初のレクチャー費用を考慮したとしても、その後にはランニングコストを抑えることができます。
FileMakerでコストを掛けずにiPhone/iPadと共有したい場合には有効な手段になるでしょう。(もちろんパソコンでも共有可能)
僕は「FileMaker✕AppSheet」にとても可能性を感じましたので、引き続きいろいろ探ってまた記事にしたいと思います。
FileMaker✕AppSheetのアナログ的な設定方法を公開! >
本ページの内容については『対面サポート』で受け付けています。オンラインでも対応可能です。
サポートについてなどお問合せはこちらからどうぞ。
今日も良い一日を♪
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