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【ジャパン美】吉野山ー十津川ー新宮の紀伊半島縦断の旅

投稿内容:「【ジャパン美】吉野山ー十津川ー新宮の紀伊半島縦断の旅をご報告」


日本のことを知りたくて、年に2回は日本の旅をしている"ジャパン美"共有大使(志望)のながにぃでもあります^^




今回、GWの込み合う前に訪れたのは、紀伊半島。

一度は訪れてみたかった場所が3箇所ありました。



・桜で有名な吉野山

・坂本龍馬にゆかりの深い京の隠れ蓑、十津川郷

・熊野三山でまだ未訪問だった熊野本宮大社





それぞれ、実に興味深いジャパン美がありました(*^^*)



桜で有名な吉野山


吉野山はどこにあるかご存知ですか?

麓まで鉄道が走っているので気軽に行くことが出来ます^^






近鉄吉野線の吉野駅で降りると、歓迎の桜がお出迎えしてくれました。(中央黒い屋根が吉野駅)








訪れたのは2019/4/14。

かすかに濡れる程度の小雨が降ったり止んだりする日でした。

その数日前は日本列島が冬に逆戻りしていたこともあり、まだ桜は散ることなく残ってくれていましたヽ(=´▽`=)ノ








吉野山は下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と標高順の区域に名前がつけられています。

僕はもちろん、奥千本まで行くことを目標にしていました。




人が歩く道なりには茶屋、茶屋、茶屋と、さすが観光地だけあって賑わっていました(^◇^)






中千本を目指していると、世界文化遺産登録されている大きな古刹が現れました。

事前に予習せずに行きますので、このようなサプライズに遭遇することが旅の醍醐味としてあります^^

金峯山寺。きんぷせんじ、と読みます。






人が写っているのが見えるでしょうか?かなり大きなお寺です。東大寺にも匹敵するのではないかと思われる程です。

昔の人は本当にすごいですね。

こんな山奥に、こんなに大きな建物を建ててしまうのですから。

それが現代でもまだ凛として建っている姿を見ると、自分はなんてちっぽけなんだと感じます。

それとともに、このような人間の偉大さに触れることの有り難さをも感じ、もっと頑張らなきゃなあと思うのでした(*´ω`*)




中千本から奥千本まではバスで行きました。

歩くと2時間くらいかかりそうだったので。。

奥千本では西行が世を憂いて隠れ住んだといわれる場所まで行きました。





そこまで登ると桜もまだ咲いていなかったりしますが、都会にはない大自然といにしえの人々の呼吸を感じることが出来ました。

これぞジャパン美な吉野山でした(*^_^*)



名物の柿の葉寿司と吉野葛(よしのくず)も頂いてきました♪







坂本龍馬にゆかりの深い京の隠れ蓑、十津川郷


翌日に訪れたのは、十津川村という、日本一大きな村です。

そこは山険しく、渓谷深く、秘境と言っても良いくらいの場所ではないでしょうか。

なにしろ、入り口の五條(ごじょう)という街からバスで3時間もかかる場所なのですから。






坂本龍馬とどういうゆかりがあるのかというと、暗殺された近江屋に尋ねてきた刺客が十津川郷の某だと名乗ったところにあります。

龍馬は十津川郷士と親交があったようで、下僕の藤吉も取次の際に疑念を抱かなかったことでスキが生じ、歴史を揺り動かす結果へと繋がりました。

そういうところで十津川という場所に興味を持っていたのです。





十津川はとにかく、山険し谷深し、という表現がよく似合うような場所です。

村の入口付近の谷瀬(たにぜ)という所には、住人がお金を持ち寄って架けた吊橋があります。







長さが297メートルもあるとのこと!

そして何と、住人の方はバイクでも通ってしまうそうです!

バスの休憩時間に立ち寄ったので渡ることは出来ませんでしたが(所要3時間なのでトイレ休憩がある)、とても怖くて渡れなかったかもしれません゚(;´д`)




道の駅で親子丼とそばのセットで昼食。







十津川村は明治22年、未曾有の大水害に遭いました。

大豪雨による土砂崩れで川があちこちでせき止められ、やがて大決壊。

死者168名を出し、約3000人が生活の基盤を失って北海道に移住したそうです。

北海道には新十津川村(現新十津川町)がつくられ、新たな営みが開始されました。(移住してからも大変な苦労をしたことは想像に難くありません)





東日本大震災もそうですが、水害というのは恐ろしいものだと改めて感じました。

晴れたこの日は、美しいエメラルドグリーンの水を輝かせていましたが。







ちなみに、十津川には公衆の温泉もありまーすヽ(`▽´)/



撮影:庵の湯(大人500円)





熊野三山でまだ未訪問だった熊野本宮大社








さあ、旅の最後は熊野本宮大社です。

十津川からバスで40分ほど。

熊野古道は世界文化遺産にもなっているだけあって、さすがの貫禄があります!











そして訪れた日がちょうど例大祭という大きなお祭りの最終日でした。

熊野の神は稚児の頭に宿る、そうで、お子様を肩車しているのはそういう理由があったようです。(拝見したときは知る由もなく、子供のための祭なのかな?と思ってました)







近くには熊野川(上流では十津川)が流れ、明治22年の水害は忘れたかのようにサラサラと水が流れていました。

ちなみに熊野本宮大社も水害に遭って、700メートルほど離れた場所に移築されて現在に至ります。








本当に良い天気に恵まれました(*‘ω‘ *)








おまけ


帰りは紀勢本線で和歌山まわり。

この路線は海と接する箇所が多く、列車の旅を満喫できる良い路線だと思います(*´ω`*)






紀伊田辺の宝来寿司さんで昼食。カツオ漬け丼。








というわけで、ジャパン美に関して書いてみました!

今後もちょくちょく”ジャパン美”を共有していこうと思っています!






5月まで「2019年春の日本巡りキャンペーン」開催中ですヽ(=´▽`=)ノ

詳細はこちら >








今日も良い一日を♪















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