FileMakerでいったい何が出来るのか?そういったことをここでは書いてみたいと思います。
このページでは次のような内容が書かれています。
- FileMakerで何ができるのか
- 具体的な管理の種類
- FileMakerの特長を知る
- まとめ
FileMakerで何ができるのか
FileMaker とは?
データの蓄積・検索・印刷 (PDF) を自社で好きなようにカスタムして作成できるのが FileMaker です。(データはテキストの他に画像や動画などのファイルも蓄積できます。画面や印刷 (PDF) レイアウトは微調整が可能です。)FileMaker はリレーションによってデータを紐付けることが出来るため、異なる情報を関連させて効率よく検索したり画面表示させることも出来ます。
また、作成者のスキルが上がれば iPhone・iPad での共有、日別月別年別の集計、グラフ表示、他のシステムとのデータ送受信など、必要な機能のほとんどを作ることもできます。
どういう人にオススメ?
- 最初はシンプルに作り始めたい
- 細部にこだわって作れるものがいい
- バラバラではなくひとつのアプリにまとめたい
- 日々湧き出る問題にひとつのツールで対応したい
- 最初からインポート/エクスポートが付いてほしい
- いい感じで自動化したい
- 将来的に拡張したい
- 日本語がいい
- DIY が好き
このような考えをお持ちの方にはオススメできると思います。
但し、最初は FileMaker の特徴が掴めずに煮詰まってしまうかもしれません。その際はJBI のサポートにご相談ください。
FileMaker で期待できること
FileMaker でシステム・アプリを "適切に" 制作して運用ができれば、次のようなことが期待できます。▶ 時間がかかっている「確認作業」や「データ入力・管理作業」を 半分~1/10 に軽減できる可能性がある。
▶ 複数人で情報を共有する「確認作業」や「データ入力・管理作業」を 半分~1/10 に軽減できる可能性がある。
※「確認」作業には、現在の業務に関するものと、未来の売上戦略業務に関するものが含まれる。
※ 適切に制作・運用できないと、データ管理に時間と手間がかかったり機能改修が難しくなる場合もあります。ご不安な場合は JBI のサポートをご利用ください。
更にこんなことも言えるツールです。
✨エクセル(Excel)にできないことも出来てしまうツール。
(大容量のデータ処理、複数人での同時編集、リアルタイム更新、データの統合管理、アクセス権管理、共通印刷画面、画像保管、他)
✨kintone(キントーン)をさらにもっと自由自在に作り込みできてしまうツール。
✨Webシステムをプログラマーじゃなくても作れてしまうツール。(但し、それなりに学習は必要)
✨iPhone アプリをプログラマーじゃなくても作れてしまうツール。(但し、それなりに学習は必要)
FileMaker は Apple の子会社によって展開されているデータベースアプリ(ソフト・ツール)です。
FileMakerの最大の特長は、なんと言っても拡張性の高さだと思います。自分が「あーしたい、こーしたい」と望む理想のシステムがおおむね作れてしまいます。
具体的な管理の種類
これまでの事例も含めて、具体的な管理システムの種類をいくつか挙げてみます。
- 顧客管理
- 在庫管理
- 商品管理
- 生産管理
- 営業管理
- 見積請求管理
- 著作権分配管理
- 簡易POSレジ管理
- カルテ管理
- チケット管理 etc...
これらのシステム内で使われている「機能」の一例も挙げてみます。
一般的なデータベースでもできる機能
- 顧客情報の検索機能
- 過去の契約情報の検索機能
- 従業員の検索機能
- 単価のマスタ化
- 受付番号の自動発番
- データのインポート/エクスポート
- データの紐づけ
- etc…
FileMakerならではの機能
- 疑似ガントチャートによる進行状況
- ボタン押下で指示書の印刷
- 納期の超過に対するアラート表示
- 売上集計の日報と月報をPDF保存
- バーコード読み取りで半自動処理
- サーマルプリンタで印刷(レシート発行など)
- iPadでFileMakerに入力・操作
- iPadで手書き画像をFileMakerに保存
- iPadで伝票撮影写真をFileMakerに保存
- iPhone自分用メモ書き画面の作成
- 別ディスプレイにお客様用お会計表示
- etc…
JBI ではFileMakerを使って自作システムを構築するサポートをしています。
自作システムとは何か?
簡単に言うと、自社で作るということです。
FileMakerでは、あなたが思い描いた仕事をシステム化できます。
システム化されると、他の人がやっても同じ仕事をすることが出来ることになります。
誰がやっても同じということは、業務効率化、作業の自動化、属人化からの脱却などの実現に繋がります。
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◆JBIでは続々と多種多様なご依頼を受けています!◆
・数十店舗展開の薬局でのトレーシングレポート共有画面
・チラシ配布の在庫管理、発注管理のシステムの作り直し
・講座/研修参加者リスト管理の操作サポート
・寺社の寄付額管理/DM管理の既存システム改善
・金属工業の工具管理/生産ライン管理の技術助言
・入院患者記録の集計機能制作の助言 etc...
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FileMaker はなんといっても、
Windows だろうと Mac だろうと iPad だろうと iPhone だろうと使えてしまうのがメリットです。
最後に、Web上で見つかったFileMakerで作られたシステムを、ざーーーっと挙げてみます。
※五十音順
アンケートシステム、オリジナルレジ、ガイドブック、クレーム管理システム、サロン受付システム、セルフ会員登録システム、ペットケア製品情報モバイル化、不動産書類管理、伝票業務管理、入出荷業務システム、入退出確認記録、写真管理システム、労務管理、動画でマニュアル、印刷業務工程管理、受注処理管理、品質試験管理、商品管理、問診票、営業活動記録、図書管理システム、在庫管理、報告書、家具メーカー業務管理、接客システム、日報・月報管理、来訪受付記録、来訪受付記録、検体管理システム、点検整備管理、病床管理、発掘現場データ収集、看護経過記録、社員スケジュール管理、精密機器工程管理、総合経営管理システム、製造検査報告、見積発行承認システム、訪問記録、訪問診療支援システム、評価面談管理、販売支援システム、資材管理、資産管理、透析業務支援システム、電子カタログシステム、音楽ファイル管理、顧客管理・・・・・・
本当に使っているかは分かりませんが、こうしてみると FileMaker は業種を問わず、多くのケースに対応できるということが分かります。
FileMakerの特長を知る
FileMakerは比較的容易にカスタムできる特長があり、小規模~中規模で使う場面で最も力を発揮するデータベースソフトです。
たとえば延べ1千万人規模のコンサートのイベント管理より、数百~数万人規模のイベント管理のほうがFileMakerには合っています。
△大規模な運用は難易度が高い
◎小中規模がFileMakerに向いている
もちろん、大規模なデータ管理もFileMakerは可能です。が、大規模なデータになるとデータの処理スピードを優先して構築していくことになり、高度な知識と経験が必要になってきます。
システムエンジニアでもネットワーク技術者でもないあなたが管理するのであれば、まずは小中規模のシステムから手掛けるのがベストかと思います。
FileMakerで大規模システムを導入したい場合にはそれに対応できるベンダーさんに相談してみるのが良いでしょう。
※JBIは大規模システムに対応していませんが、ベンダーさんをご紹介することは可能です。
まとめ
FileMakerって何ができるの?という問いに対しては、まとめると次のような答えになるかなと思います。
○データを管理するという観点で見れば、業種を問わず、たいていのことは出来る。
※ただし、小規模~中規模(使用人数、データ数)で使う場合に最も力を発揮する。
答えになっているような、なっていないような感じですが、「じゃあ、こんなことはできるの?」「あんなことは可能?」といったことがあれば、お問合せからご相談ください😊
今日も良い一日を♪
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