余白ができてしまうとなんだか違和感が・・・
FileMakerで印刷レイアウトを作成する際に悩ましいのが、文章中にフィールドを配置したときの余白。
相手先によって本文を変えたい時、フィールドを配置するかと思いますが、出力する文字数は文章によって変わってきますよね。
数値を出すところも、桁数が少なければ余白ができ、桁数が多くてフィールドの枠を超えれば最悪「?」で表示されたりします。
本当は余白をつくらず、スッキリと違和感なくフィールドを差し込みたい!
ということで、今回のかゆい所に手を伸ばすシリーズはこちらの内容を書いてみます😊
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意外と知らない!?マージフィールド
といっても、特に難しいことはなく、「マージフィールド」というものを使えば解決できます。
FileMakerをある程度使いこなしている人にはもうご存知かと思います。
なのでもし知ってたら華麗にスルーしてくださっても良いです😅
まだFileMakerを使って間もない方や、たまーにしか編集作業をしない方は、案外見過ごしてしまう機能のようです。
では、レイアウトでフィールドを配置してみましょう。
上の画像で見えますでしょうか?
本文のところだけ抜粋してみます。
拝啓 <<文章>>申し上げます。
下記書類<<部数>>部を同封いたしましたのでご査収頂きますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。
<<文章>>のように、<<>>で囲まれた箇所がマージフィールドです。
メニューバーの「挿入」→「マージフィールド」からフィールドを選択すると挿入されます。
カーソルを当てた状態でマージフィールドを挿入すると、テキストの中に埋め込むことができます。
もちろん、直接手で書き入れることもできます。
ただし、フィールド名を間違えて書くとブラウズモードにしたとき、そのまま<<>>で表示されてしまいます。(カッコワルーイ)
いかがでしょうか?
普通のテキストと同じように扱えるため、文字の大きさや色など書式も割と自由が利きます。
似たようなものが他にもある
ちなみに、上記メニュー「マージフィールド(M)...」の上に並んでいる各種記号も割と便利です。
・日付記号
・時刻記号
・ユーザ名記号
・ページ番号
・レコード番号
・その他(いろいろあります)
それらは{{}}で囲まれたテキスト文字になります。
ブラウズモードで見ると、今日の日付が表示されます。(使っているPCまたはサーバーの日付が出る)
これらの挿入記号やマージフィールドは、枠内に収まってしまうため、ある程度広めに枠を取ってあげると良いでしょう。
レイアウトモードでクリックすると見える、薄いブルーの枠のことです。
はい、ちゃんと表示されるようになりましたね。
そしてどうやらこれらにはちゃんとした「名称」がないように思います。(どなたかご存知だったら教えて!)
なので、僕はこれに名称を付けました。(個人的に)
「マージ記号」
です!!
由来は、「その他の記号(L)...」というのがあるので、マージ関連は「記号」と呼ぶらしいからです。
これらのほかにマージ変数というものもあります。
グローバル変数が分かっていれば、使い方は上述の<<>>で囲むやり方と同じです。
ということで、これらを使いこなせれば、文章中の各所に余白なし・違和感なしのフィールドを配置できるようになります😃
それでは今日はこの辺で。
今日も良い一日を♪
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